
私はこれまで、9回の転職と3回の起業を経験してきました。
合わせると、12回もの転身を重ねてきたことになります。
大学では工学部を専攻し、最初の就職先は大手自動車部品メーカー”DENSO”でエンジニアとして働き始めました。
その後、外資系企業を渡り歩き、ドイツ・ケルンでも駐在を経験。
その間に、子ども服&婦人服のリサイクルビジネスや中古車輸出販売の起業にも挑戦しました。(二度の起業は失敗しましたが、、、)
帰国後には国家資格キャリアコンサルタントを取得し、企業の人材育成や組織改革、働き方改革のコンサルティングに携わるようになりました。
さらに、ワタミとの店舗開発支援の業務提携も実現しました。
これは、渡邉美樹会長兼社長に直談判したことがきっかけです。
──ここまで読んで、「すごい行動力だな」と思っていただけたかもしれません。
実際、私は「思い立ったらすぐ動く」タイプです。
「できるかどうか」「やれるかどうか」は、私にとって二の次、三の次。
「やる」と決めたら、すぐに行動してきました。
もちろん、これまでたくさんの失敗もしてきました。
正直なところ後悔したこともあります。
でも、「やらずに後悔するより、やって後悔する」
──この言葉を信じて、私は挑戦を続けてきました。
外資系企業で働くこと。
海外で仕事をすること。
自分の会社をつくること。
日本の働き方に一石を投じること。
そして、行動する大切さを次世代に伝えること。
他人から見たら「小さな夢」かもしれません。
でも、私は「やりたい」気持ちを大切にし、行動することで実現してきました。
今も「次は何をやろうか」と、ワクワクしています。
成功者は「偶然」をつかんでいる
成功する人たちには共通点があります。
それは、「偶然を味方につけている」ということです。
例えば──
ソニーのウォークマンは、開発部門の社員が録音機を改造して使っていたのを、創業者の井深大さんが“たまたま”目にしたことから生まれました。
井深さんは「これ、いいね!」と一言。
その一言が商品開発のきっかけになったのです。
ソフトバンクの孫正義さんも、米国留学中に“たまたま”シャープの副社長・佐々木正さんと出会ったことが、後に自身が考案した翻訳ソフトをシャープに売り込み1億円を手にするきっかけになりました。
ノーベル生理学・医学賞を受賞したアレクサンダー・フレミングも、失敗した実験から“たまたま”ペニシリンという医学史上最も重要な発見を成し遂げました。
もちろん、彼らは人並外れた能力と努力を重ねています。
でも、それだけでは成功には至りません。
成功者とそうでない人の決定的な違い。
それは──
「行動することで偶然をつかみ、それをチャンスに変えられるかどうか」。
この「偶然から幸運をつかみ取る力」はセレンディピティと呼ばれます。
成功者は、例外なくこのセレンディピティを味方につけています。
「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助さんも、
「90%は運やな」と語っています。
あなた自身の人生を、ぜひ振り返ってみてください。
これまでに訪れた“偶然”はありませんでしたか?
その偶然をつかむためには、まず「行動すること」が必要です。
夢を叶える一歩は、いつだって「行動」から始まるのです。
本記事は書籍『読むだけで人生が変わるすぐやる思考術』(河原哲史 著)をもとに、一部抜粋・再構成してお届けしました。ご感想・気づき・共感ポイントなど、コメントでシェアいただけると嬉しいです。
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